期間: 2024年1月〜12月
※2024年の募集は終了しました※
「音楽家とパフォーマーのためのメンタルトレーニングLABO」は、
ドイツを始めとする最先端の音楽家メンタルトレーニングを学び、実践していく、演奏やパフォーマンスをするすべての人のための講座・コミュニティです。
演奏家やパフォーマーそしてその親御さんや先生方が定期的にメンタルトレーニングについてインプットとアウトプットする機会を持ち、
無理なく自然にメンタルトレーニングを日々に取り入れていけるようになります。
(※メンタルトレーニングって何?という方はこちらをご一読ください!)
こんな方におすすめ!
「メンタルトレーニングを体系的に学んでみたい」
「真面目に頑張っているのに、結果が出ない」
「自分のパフォーマンスに自信がない」
「本番となるとあがってしまう」
「モチベーションを保ちたい!」
「子どもや生徒さんのレッスンへメンタルトレーニングを取り入れたい」
そんなあなたのための講座&コミュニティです。
「音楽家とパフォーマーのためのメンタルトレーニング」を体系化した大木美穂は、作曲家ヘンデルも学んだ歴史ある名門校で博士号を取得。
「音楽家がどうメンタルトレーニングを取り入れてどうあがりを克服するか」について話したTEDxトークはこれまで一万回以上再生されました。
2022年にはメンタルトレーニングについての本をドイツSpringer社より出版し、2023年11月にはヤマハ様より「音楽家のためのメンタルトレーニング」を出版しました。
そして現在も最先端のメンタルトレーニングについて研究と実践を続けています。
そんな私も、かつては演奏前や舞台でのあがり症に悩み続けていました。
しかしメンタルトレーニングを学び取り入れることで、
緊張をパフォーマンスに必要なエネルギーとして味方につけることができるようになりました。
同じようにあがりに悩む方。
自分の音楽やパフォーマンスになかなか自信が持てない方。
完璧主義のあなた。
あなたはひとりではありません。
2024年、体系立てられたメンタルトレーニングを学び、
緊張とうまく付き合えるようになりませんか。
メンタルトレーニングを取り入れることで、モチベーションとの付き合い方もわかり、日頃の練習の質も高まり、自信が持てるようになります。
現在、ドイツ、日本、イギリス、アメリカなど国を超えて、世界中で活躍する日本人のプロの音楽家や、音楽を愛し楽しむアマチュアの音楽家さんが在籍中。このコミュニティを通して、世界第一線で活躍する音楽家仲間たちとも出会い繋がることができます。
本格的な音楽家とパフォーマーのためのメンタルトレーニングで新たな旅に出かけましょう!
内容
- 合計100本以上の動画講義「音楽家とパフォーマーのためのメンタルトレーニング講座」でメンタルトレーニングを体系的にしっかり学べる!
- 月一のグループ講義(もしく読書会)と月一グループコンサルティングでお悩み相談ができる!
- 共にメンタルトレーニングをする仲間と出会えるコミュニティに参加して、定期的にアウトプットをする場が持てる!
- 場のエネルギーの高いグループ内で、いつでもお悩み相談や報告をして切磋琢磨して学べる!
2024年の講座日程と内容
1月 “New Goal-Setting”
21日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 一緒に2024年の目標設定をして新たな年に希望を!
28日 グループコンサルティング
2月 “Self-Concept”
11日 メンタルトレーニングワークショップ 〜自己概念の築き方と劣等感の乗り越え方
25日 グループコンサルティング
3月 ”Energy-Up”
10日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 気やエネルギーを流し増幅させ上手に使えるようになろう
24日 グループコンサルティング
4月 ”Flow & Deep Practicing”
7日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 フロー理論と生涯に渡って上達するための深い練習法
21日 グループコンサルティング
5月 ”Deconcentration and Egolessness”
5日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 本当の「集中力」の付け方
(6月)2日 読書会「弓と禅」+グループコンサルティング
6月 “Motivation”
16日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 モチベーションの正体を知って更なる高みを目指す
30日 グループコンサルティング
7月 ”Self-Compassion”
7日 メンタルトレーニングワークショップ 〜自分自身を認めて優しさを持つ
21日 グループコンサルティング
8月 “Resilience”
4日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 レジリエンスをつけ、失敗から立ち直るには。バーンアウトや怪我から立ち直るカムバックプランナーの作り方
18日 グループコンサルティング
9月 ”Mentoring”
15日 メンタルトレーニングワークショップ 〜メンタルトレーニングを子どもや生徒さんにどうやって使うか
29日 グループコンサルティング
10月 ”Reflection and Serenity”
13日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 自己の内に還るということ
20日 グループコンサルティング
11月 ”Visualization”
3日 メンタルトレーニングワークショップ 〜 ビジュアライゼーション力を高める
17日 グループコンサルティング
12月 “Serendipity”
8日 メンタルトレーニングワークショップ 〜点と点を繋いでいく力、セレンディピティを科学する
22日 グループコンサルティングと一年の振り返り
※日程および内容は多少変更する可能性もございます。
※月2回、日曜日(各回約60分)
・日本…16-17時/15-16時(夏時間)
・イギリス…7-8時
・ドイツ… 8-9時
・アメリカ (サンフランシスコ)…(土曜日の)23-0時
グループコンサルティングでは、みなさんのお悩みや現状を聞き、皆で意見を出し合うブレインストーミング、私からのメンタルトレーニングセッションを予定しています。
2024年の募集は終了しました
音楽家メンタルトレーニングLABOおすすめポイント
- メンタルトレーニングを学ぶメンバーと共に学ぶグループワークショップかテーマに沿った勉強会が月1回、グループコンサルティングが月1回!
- グループコンサルでメンタルに関するお悩みや動画講義に関する疑問点も解決していただけます
- グループ講義では毎回参加型のグループワークに取り組んでいただきます
- 動画講座には、ドイツでの研究から学び今でも学んでいる日本では学べないメンタルトレーニングの内容がぎっしり詰まっています
- すべての講座はオンラインで世界中のどこからでも受講可能。資料もあるため画面が大きいパソコンやタブレットからの受講をおすすめしておりますが、スマートフォンからの受講も可能です
- 合計100本以上のメンタルトレーニング動画をご覧いただけます。一本一本の動画は3〜20分と短めで、ご自分のタイミングで、好きな時に何度でもご覧いただけます。動画は講座期間終了後も視聴可能です
- 個別セッション(Premium)ではあなたの悩みや疑問に寄り添い、大勢の方と共有したくないメンタルのお悩みでも安心してサポートさせていただけます
- 共にメンタルトレーニングをする仲間と出会えるコミュニティにご参加いただけます。こちらでは、グループセッションの課題を提出していただいたり、好きなタイミングでメンタルトレーニングの報告や質問などをし合うことでお互いにモチベーションを高め合い、ひとりでは得られないコミュニティの中で学んでいくことのメリットがあります。また参加者には海外在住組も多く、日本だけでなく世界で活躍する音楽家仲間と繋がることができます
- 今回初導入!コミュニティ内で「音楽留学事情」「コンクール/オーディション事情」「相談や質問」など興味に合わせたサークルに入ることができます
- メンタルトレーニングをすぐに応用!年内にグループ内(Proのみ・参加は任意)でZoom発表会の企画を考えています
音楽家のためのメンタルトレーニングLABO
参加者のご感想
「グループ講座、興味深く、楽しい時間をありがとうございます。動画の方も全て拝見しまして、自分の演奏活動には勿論、生徒さん達や娘達にもアドバイスしてみたい内容ばかりで、大変ワクワクしております。」
「グループ講義では、動画で学んだことを更に深掘り出来たと同時に、講座内で取り組んだワークや講座外での課題を通して、メンタルトレーニングを伝授するノウハウを学べただけではなく、自分自身とも向き合うことができた。」
「ビジュアリゼーションやアファーメーション、マインドマッピングなど、すぐに実践できる方法が特に役に立った。」
「読書会では、メンタルトレーニングという分野の中でも、さまざまな考え方や手法がある事を知るきっかけとなり、今後も積極的に、この分野の書籍を読むことで、常に新しい発見をしていきたい。」
「グループコンサルでは、他の受講生のメンバー達とのアイデア交換や体験談のシェアを通して、沢山の気づきがあった。」
「試験は以前のように暗譜が飛んだりすることはなく先生からも精神状態が格段に良くなったのが分かると言われました。美穂さんのお陰です、ありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」
「ワークショップは毎回のテーマが興味深く、知識と実践ワークの両方ができ、アウトプットする機会もありとてもよかったです。参加できない時も、アーカイブへのアクセスが簡単でよかったです。グループコンサルティングは少人数で、それぞれのお声や活動、その時のお悩みなどをしっかりシェアできる時間があり、それによりたくさんの学びや気づきをいただけました。1年間かけて、動画とグループでのリアル講義のハイブリッドで進められた点がとてもよかったです。」
「わかりやすく勉強できるような構成と流れになっていて効果的に勉強できたことがとても良かったです。自分で考えるワークを実際に行ってみることも非常に為になりました。先生の講義を通して様々なことを吸収しつつ、参加者でディスカッションしながら情報交換したり、新たな発見ができるスタイルがとても素晴らしかったです。皆さんの悩みや成功体験を共有することで「自分1人ではない、みんなで頑張ろう」と励まされる気持ちになり、先生から講義で学んだことをどう実際に生かすかリアルなケーススタディを見たり経験することができたことが良かったです。どんな分野でも理論だけ学ぶと頭でっかちになりがちですが、自分や皆さんの具体的なストーリーを通してメントレがリアルに体験できたことが素晴らしかったです。」
「コミュニティーの大切さと楽しさを体験できて本当に良かった。メンバーの皆様と、気軽にアイデアや演奏動画のシェアが出来たり、お悩み相談やまたそれに対しての励まし、アドバイスなどを通して、コミュニティー内での絆が強まった気がします。お互いを応援し合える環境、最高です!」
個別セッション受講後のお声
「先週ドイツの合唱団で本契約をいただきました!一昨年、先生と初めてオンラインでお会いしたときは歌を続けるか本当に悩んでおりましたが、お陰様で、踏みとどまってチャレンジし続けることができてよかったです。ありがとうございます!これから劇場でソロを歌うことが増えていきますが、感謝の気持ちを大切にし、音楽を通じてより多くの人に喜びを届けられるようメンタルも演奏も日々精進したいと思います!」(ドイツ在住、30歳、声楽)
参加者のビフォアアフター
メンタルトレーニングを始める前のお悩みは?
- あがり症
- 弾いていると自分への疑心暗鬼が大きくなり、弾きたいことが弾けないまま終わっていました。ドイツに来てのテクニックの修正もあったからですが、なかなか思うようにうまく回らない日々でした。
- 練習をたくさんしても自信が持てず、本番で弾くことが怖くなってしまい、少しのミスで崩れてしまっていた。マイナス思考を弾いている間、準備している間に持ってしまっていた。
- モチベーションのコントロールができないのと、スケジュール管理がうまくいかないこと。本番でパニックを起こしてしまいやすいことなど本番前になるとメンタルが不安定になりポジティブに練習に取り組めない。失敗するところをイメージしてしまう。
- 緊張して、頭の中でいろいろな言葉が話しかけてきて、音楽に集中できない。
- 特にコンクール、オーディションとその前で全く別人のような演奏をしてしまうこと(クォリティーが下がってしまう)、本番に向けてのモチベーション、など
メンタルトレーニングを始めて変わったことや気づいた効果は?
- 自分で本番前でも心をうまくコントロール出来る様になったこと
- 緊張してることに焦らなくなり、日常生活では、ネガティブな感情に押しつぶされなくなった。
- 日々の練習、本番に向けメントレを取り入れるのが習慣になりました。パニックになることはほぼなくなり、自分の演奏が前よりできるようになりました。
- 日常的に、頭の中を意識するようになった。あえて考えないようにしたり、考えすぎに気付いたり。本番も少しづつ集中できるようになってきました。
- 自分の身体を信ずることができる様になった。
- 前より落ち着いて本番に臨むことができるようになった。
- ポジティヴになった。
- 本番に余裕を持てるようになり、本番中の気づきが増えた。本番にどういうパフォーマンスをしたいかをイメージでき、そのために何を準備段階ですべきか考えられるようになった。まずは、自分だけではなくて多くの人が興味を持っているんだなと、仲間がいることは心強かったです。また、自分の演奏に少しポジティブに考えることが出来るようになったことも大きいです。
- 自分の状態に目を向けることができるようになった。ポジティブになるために日頃から意識するようになった。多少のミスを気にしなくなった。
- 心や集中力の状態に意識を向けやすくなってきた。本番前や演奏中にも、自分がいまどういう状況にあるかが分かりやすくなってきたので、“予想外”というものが減ってきたように感じる。
- 本番に対する意識が変わった。練習してきたこと、意識をある程度手放せるようになった。
- 本番で緊張する生徒へのアドバイスもできるようになってきて、効果も出てきた。
- 本番前の準備や本番への向き合い方があきらかに変わりました。自分をコントロールできてきたという感じでしょうか。結果もついてきており、メントレ効果に驚いています。
- 色々あるのですが、特に今まではすごくネガティブなセルフトークが多かったことに気付きました。おそらくそれは成長のためだと信じていたり、ある意味で自分を守るためにやってきたことでもありました(演奏以外でも)が、もたらした良くない影響が思いの外大きかったことに気付きました。
音楽家メンタルトレーニングLABOの学びで印象に残っていることやよかったことは?
- 皆さんの悩みをシェアしたりそれにみんなで答えるのが良かったと思います。自分とは違う悩みでも自分の悩みのヒントになったし、どうやったら解決できるか考えることが勉強になりました。
- 本番での緊張に悩んでいるのは自分だけではない、こうして仲間と意見が出し合えて考えられる、という機会が本当にありがたいです。
- 受講生の皆さんが、それぞれ悩みを赤裸々に打ち明けて、解決策をみんなで考えたり共有することができたことがとても印象深かったです。様々なワークを知ったり、実践したり、日本だけでなく、世界でどのようにメンタルトレーニングが発信されてるかも知ることができて、大変勉強になりました。
- 呼吸法、考え方などなど、沢山普段から取り入れられることを教えていただけました。
- 自分と同じように悩んでいる方がいるということを知れたことがまず良かった。グループセッションで、他の人の捉え方や考え方を聞けた機会が良かった。専門的に、自分の症状や状態を知ることができて、そしてその対処法を細かく教えてくれたこと。
- たくさんの様々な悩みや問題を共有できることで、自分自身の問題も客観的に見て考えられるようになるのは凄く大きなメリットだったと思う。○○さん(参加者)の心と時間とお金に余裕を持つ、の特に心と時間の余裕は自分にいま正に必要なことだったので印象に残っている。
- 自信と謙虚と可能性の話、メンタル練習法、パフォーマンストレーニング、目標設定の仕方とビジュアライゼーションの重要性、リラクゼーション
- 講座の内容については、いつも充実していて、毎回とても勉強になっています。みなさんとのセッションや、経験談も参考になって、とてもいいです。
よくある疑問点
Q. 音楽家でないと参加はできませんか?
A. 音楽家の方が大半ですが、音楽をする方でなくても大丈夫です。メンタルトレーニング自体は音楽家(音楽学生、先生を含む)以外にも、アスリートやビジネスパーソン、その他パフォーマンスをする人たちを対象としています。
Q. 動画には講座終了後もアクセスできますか?
A. できます。 動画は何度でも繰り返し見ることができますので、講座期間後も復習として何度でもお使いください。
Q. グループ講義・グループセッション・個別セッションの日時はいつですか?
上記の通りです。ご予定がどうしても合わないという場合、アーカイブからの視聴も可能です。個別セッションは、ご都合に合わせて選んでいただきます。完全マンツーマンで、長さは1セッションあたり45〜60分程度です。
Q. 支払い方法を教えてください。
お支払いは東京三菱銀行(日本円)もしくはドイツの銀行(ユーロ)口座へのお振り込みをご案内しております。ペイパルもしくはクレジットカードでのお支払いも可能です。その場合、金額の4%がペイパル側の手数料として追加されます。ご希望の場合はお知らせください。
Q. 動画はどんな動画ですか?長さはどのくらいですか?
A. 動画は私が収録したもので、内容は理論と実践ワークの両方が組み込まれています。一つ一つの動画の長さは短くて3分〜長くても20分程度なので、無理のないペースで見られます。
Q. 月々払いはできますか?
可能です。一括、月々払い両方お受けいたします。ただし、一括場合の方がお得です。
その他
- 各お値段は、税込表示です。
- お支払い方法は、お申し込み後にメールでお知らせいたします。
- 特典・動画講座・コミュニティへのご案内は、お支払いご確認後にお送りいたします。
- 個別セッションの日程に関してはお申し込み後に調節のご案内をさせていただきます。
参加者の主な実績
受講生の実績
- 国際コンクールで一位になった
- アマチュアコンクールで一位になった
- 大学の講師になった
- オーディションに合格した
…などなど、メンタルトレーニングを始めてから目に見える形でも多くのご報告をいただいています。
大木美穂のメンタルトレーニング研究実践者としての実績
2020年、ドイツで初の出版
2016年
- 日本音楽教育学会にて研究発表「演奏の場におけるあがり症の原因とその対処法に関する一研究」
2017年
- 日本音楽表現学会にて研究発表「音楽家のためのメンタルトレーニング活用についての一研究」
- ドイツのマルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク校の修士課程にて修士論文「Die Anwendung des mentalen Trainings im Instrumentalunterricht – Grundlagen, Funktionen und Methoden(メンタルトレーニングの器楽レッスンへの応用 – 基礎、機能とメソード)」を発表し、最高得点1.0を獲得
2018年
- コスムジカで全15回にわたる「音楽家のためのメンタルトレーニング」の連載
- 東京音楽院での大好評だったワークショップ(全三回)
2019年
- ザクセン・アンハルト州より研究費を受給
- 東京音楽院でのワークショップ
- ヨーロッパピアノ教育協会 (EPTA) ドレスデンコンファレンスでの講演「ピアノレッスンにおけるメンタルトレーニング」
- ドイツスポーツ心理学協会 (asp) 50周年記念コンファレンスでの講演「スポーツ心理学メンタルトレーニングのピアノレッスンへの応用」
2020年
- Staccato出版社より発行のDokumentationに「ピアノレッスンにおけるメンタルトレーニング」(ドイツ語)を執筆
- 国際音楽教育学会 (ISME) ヘルシンキ世界大会 (コロナによりオンライン開催) の学会誌に「スポーツ心理学メンタルトレーニングの音楽家への応用」(英語)を執筆
2021年
- スポーツコーチングジャパン様スポーツコーチングカンファレンス登壇: 広坂氏 (ラジコン元世界王者)と野澤氏 (ラグビー元日本代表) とメンタルについて対談
- 合計3回・11日間に渡る音楽家とパフォーマーのためのメンタルトレーニング集中講義を開催
- 音楽家とパフォーマーのためのメンタルトレーニング講座スタート
- ドイツTEDxUniHalle登壇「How to Overcome Music Performance Anxiety(どうやって音楽家はあがりと付き合うか)」
- バジル・クリッツァー氏との対談「メンタルトレーニングの世界」出版
- 音楽家就業支援推進機構様主催「緊張とうまく付き合うための音楽家メンタルトレーニング講座」開催
- 10月より音楽家メンタルトレーニングLABOおよび音楽家メンタルトレーニング講師養成講座を開講
2022年
- ピアノ教育におけるメンタルトレーニング研究で博士号取得
2018〜2024年に合計5回、音楽をする人のためのワークショップを新宿で開催しました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございます。
→ 東京音楽院ブログへはこちらから
→ 寺元氏(ピアニスト・東京藝術大学ピアノ科講師)ワークショップ報告はこちらから
(後援: 日本音楽表現学会、東京音楽院)
東京音楽院でのワークショップ
スウェーデン在住フロアボール日本代表高橋由衣選手とのメンタルトレーニングセッションの様子
スポーツコーチングカンファレンスにて
広坂氏(ラジコン元世界王者)と野澤氏(ラグビー元日本代表)とメンタルについて対談
2021年7月 TEDxUniHalleにて
その他、これまでのメンタルトレーニング受講者の声
効果を感じられるものばかり。自分の方向性も客観的に考えられるようになってきた!
三か月前を振り返ってみると、
オーディションを直前に控えていて、
ふとした瞬間に、歌詞が飛んだらどうしよう、といった不安に陥ることがしばしばあったことがもはや懐かしいです(笑)
動画講義から入った僕ですが、ワークが一つ一つ実践的で少しずつではあるものの、効果を感じられるものばかりで
・自律訓練法
・1:2呼吸法
はもうレッスン前や本番前の習慣になっています。
過去の失敗、挫折からどういうプロセスを経て再度努力できたかを見直すことで
今後の自分の可能性を少しずつ信じられるようにもなってきています。
5年間目指し続けてきたオーディションは残念な結果に終わってしまって
別の目標を見つけないといけない状況になってしまいましたが、
それでもそこまで落ち込まず、立て直すことができました。
これもメンタルトレーニングを学ぶことができたのと、
Laboの皆さんが日々どういうことを感じて活動しているのか知ることができ、
また自分もどういうことを感じているのか発信することで知ってもらうことができるので、
一人じゃないんだな、と思えたことが大きいのではないかなと思います。
今まではレッスンを受け練習をして本番に臨みそれを振り返って、というサイクルをただ黙々と一人で行ってきたため
よく言えば自分と向き合ってきましたが、
フィードバックしてもらえることもなかったし、
孤独感からモチベーションが下がることも多々ありました。
ですが、美穂さんからの僕へのフィードバックはもちろんのこと、他の方へのコメントも拝見して
自分の方向性も客観的に考えられるようになってきたと思います。
とりあえず、僕はミュージカル以外も含め新しい目標を立てたので、
目標の立て方やそこへの向かい方をどう向上させていくか?
また、俳優として常に感受性の高い状態が維持できるようセルフマネジメントをどうしていくか?
というのが今の課題です。
また引き続きよろしくお願いします!
– ミュージカル俳優、20代
「考え方」が変わった。練習の仕方が変わり、質も良くなってきた!
この半年で、「考え方」が変わったことが1番大きい。 ポジティヴになってきて、自分の中の成長を自分が感じられるようになってきた。(自己効力感がアップ?)練習の仕方が変わり、質も良くなってきた。自律訓練法と呼吸法の習慣は、本番直前だけでなくアンガーコントロー ルにも効いてる。瞑想は、頭の中に隙間を作るのに役立っている (パソコンを掃除して空き容量を作っているような)。
– ピアノ、40代
自分をコントロールできるようになった。以前の自分とは違う自分に出会える!
メンタルトレーニングを始めて、本番での緊張を分析して、トレーニングすることで、自分をコントロールできるようになった。練習についても見返し、効率の良い練習ができるようになった。コツコツ積み重ねていくことで、以前の自分とは違う自分に出会うことができる。自分の音楽に自信が持てるようになった。
– 東京音楽大学、ピアノ、10代
これまでよりも前向きに。そして練習の効率が良くなってきた!
プランを立てたおかげで、今までやっていなかった練習ができたりもしました。セッションを受けて、自分はこれまで自己肯定感は意識しておりましたが、自己効力感というものを初めて知り、この自己効力感に関しても低くなっているという事に気づきました。以前よりも不安に思うことが少なくなってきたように思います。
練習をする中で、これまでは出来ない事が見つかると不安になり出来るまで何度も何度もガムシャラに行ってしまっていましたが、今は「今日は違う面からアプローチしてみようかな」と、切り替えれるようになっているように思います。以前は、できない自分をかき消すように「自分はできる」と言い聞かせるようにしていた事が、心から「できる」と思えている日があるのを感じているので、トレーニングを続けていけば演奏面も良くなっていくんじゃないかと、少しずつですが前向きな気持ちになっています。家族にも、先週よりも切り替えれるようになり、ポジティブに感じると言ってもらっています。発表会に向けて、これまでは不安な気持ちがほとんどでしたが、少し楽しみに感じている部分もありますので、緊張の中で自分の演奏が出せるようにチャレンジしたいと思います。
またメンタル練習法を日々の練習に取り入れることによって、練習の効率が良くなってきたように思います。特にリラックスを意識することで、「すぐに吹いてしまってうまくいかず、結局何度も吹き直してしまう」といった悪い癖が少しずつ解消されているように思いました。ヴァジュアリゼーションは、オーディションの場所や状況がある程度分かっているからかもしれませんがとてもイメージしやすく、その都度よい緊張感の中でイメージトレーニングが出来ています。 - トランペット、30代
音大時代に積み重ねた複数の失敗経験が、長年トラウマとして私の心を支配してきました。
人前でのソロ演奏は避けるようになり早20数年…
しかしやはり、ピアノが好き、演奏する事が好き!という気持ちに嘘はつけず、このまま人生の終わりまでトラウマとして抱えているのは悔しいな、何とかしたいな、と思うようになりました。
そんな時、大木美穂さんに出会いました。
音楽の世界でもメンタルトレーニングを研究している方がいたんだ!!と、セッションを受ける前から目から鱗が落ちた気分になり、早速トレーニングに申し込みました!
セッションの中で、トラウマを抱えるようになった経緯を話してゆくうち、私の中ではとても大きな失敗をしたことでトラウマを抱えてしまったイメージだったのが、実は失敗の一つ一つは、そんなに大きな失敗だったわけではなかった事を思い出しました。
失敗した、と思ったその時は、どうしても自分目線で捉えて、「練習通りにいかなかった=失敗だった」と刷り込んでしまったのだと思いますが、もし観客の立場だったら、「それくらいの失敗は誰にでもあるし、そんなに気にする程大した失敗ではなかった」のです。過去に戻る事ができたら、20数年前の自分にそう声をかけてあげたいです。
もし当時からメンタルトレーニングがあったなら、その「失敗」だと思っていた演奏を終えた時、振り返りをして客観的に見直すことでトラウマ化することは避けられたのではないかと思います。
また、たとえ成功した、と思う演奏だったとしても、こういったメンタルトレーニングで第三者からセッションを受け、客観的に振り返りをすることは、その後の成長にとってとても重要だと思います。
さて、メンタルトレーニングと一口に言っても色んなやり方があるので、どの方法が自分に合っているのか試してゆき、最終的にこれ!と思うものを決めて本番に向けて取り組みます。
一つのトレーニング自体は5〜10分位でできるものばかりなので、私はできるだけ毎日、楽器練習の前に取り入れるようにしました。
毎日の練習にはこれ、本番直前の舞台裏での待機中はこれ、という風にメニューを決めて、いよいよ本番を迎えました!
やはり本番前は以前と同じようにドキドキが最高潮にまで達しました。
「本当にトレーニングした効果は出るのかな…」という不安が頭をよぎりましたが、本番での演奏自体は、想像していた最悪の事態はなく、又以前のような自分を見失うといった「あがり」に陥ることもなく、割とスムーズに弾けたな、という感触でした。
後日、個別セッションで振り返りをして気づいたのですが、その時はトレーニングの効果をはっきり認識できなくても、トレーニングした体は自分の意思とは関係ないところで何かしら覚えていて、コントロールしてくれていたのではないか、と。
心臓が毎日休まず動いて全身に血液を送ってくれるような、無意識下での体の営みと同じように、トレーニングした事も体に染み込んでいて、いざ本番になると培った力を発揮してくれたのではないかと。この感覚は人それぞれだと思いますが、私はこのように感じました。
トレーニングを受け始めて3ヶ月。まだトラウマを払拭できた、とまでは言えませんが、もつれた糸を徐々にほどいていっている最中です。
スポーツ界のように、音楽の世界にもメンタルトレーニングが当たり前に取り入れられる日が来ることを願って…。- O様・ピアノ講師
スポーツ選手からもご支持いただいています!
「 メンタルトレーニングは、1回目から驚きの連続でした」
試合中にうまく行かなくなった時や練習中に集中できない時、今まではどう対処したらいいか分からず実力を発揮することができないこともありました。美穂さんとのセッションで、それがトレーニングできることだと知りました。
長い競技生活の中でメンタルトレーニングを取り入れたのは初めてですが、根性論・精神論では無い理論に基づいたトレーニング方法がいくつもあることに驚きました。自分に合ったトレーニング法を教えてもらえたおかげで、自分でもトレーニングできるようになりました。今では筋トレと同じぐらい大事なトレーニングになっています。 – 高橋由衣選手・フロアボール日本代表
ブログにも掲載していただきました!
「メンタルトレーニングについて」Floorball Diary from Sweden
最後に。
音楽を通じて世界をもっとぬくもりのある場所にしたい。
あがり症やメンタルの悩みで音楽から離れてしまう人をひとりでも助けたい。
そのために、私は活動しています。
同じような想いを持つ音楽家さんたちと繋がっていけたら嬉しいです。
ドイツから、日本と世界へ。必要な方に届きますように。
ご一緒できるのを楽しみにしています!
特定商取引法に基づく表記